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報連相は相連報?

目次

報告連絡相談の違いは?

大分ご無沙汰していましたが、久々に更新します。


コロナで一時期大分研修が減りましたが、今はオンラインとリアルの双方のご相談があり、
振り返ると、悪い事ばかりでもなかったな、という気がしています。
もちろん、まだ収束しきったわけではないので、このまま落ち着いてくれるのを祈るばかりです。


さて、今回のテーマは報連相です。
「報連相が大切」とはよく聞きますが、そもそも報連相の違いって意識したことはありますか?


新入社員研修でもよく取り上げられる報連相。
日々の業務では、その違いまでは、あまり意識することは無いかもしれませんね。
時系列で報連相を考えると、報告は過去のこと、連絡は現在、相談は未来のこと、と言われます。

一つひとつ見ていくと、
報告は過去のことなので「~でした。」「~しました。」となります。
既に対応済みですので、その対応の仕方がまずかったりすると、
相手(特に上司)からは、「何でそんな対応をしたんだ」と叱責される事態にもなりかねません。
もちろんこのようなお叱りを受け、少しずつ鍛えらえれていくとも言えますが、案外この「報告」は難しいものです。

そして連絡です。現在進行形なので速やかに伝えることが重要です。
事実に基づき、今、〇〇という状況です。今後は○○で進めていきます。
といった伝え方が基本になるでしょうか。


そして相談。単に「どうすれば良いでしょうか?」ではなく、
自分なりの考えや方向性をもて、と言われますね。
事前に上司や関係者と相談することで、トラブルを未然に防ぐこともできます。

これらの報連相のポイントは研修で学ぶことも多いですし、ほとんどの方が知っているでしょう。

しかし、実は報連相では、もっと大切なことがあると思います。

報連相で大切なことは・・・

大切なこと。


それは報連相の「順番」です。

しっかりとコミュニケーションを取れている人を見ているとこの報連相の順番が上手です。
それは報連相とは逆の相・連・報でコミュニケーションを取っているということです。

まず相談をし、課題や問題の方向性を間違わないようにする。
そして進捗を適宜連絡することで軌道修正をかけ、最後に対応結果を報告する。

この順番を間違わなければコミュニケーションロスも減り、トラブルも回避しやすくなります。
もしうまくいかなくても、助けてくれることも増えるでしょう。

しかし、うまくコミュニケーションが取れない人は、報連相の順で進めてしまい、
報告が悪い、連絡が遅い、相談がない、と言われがちです。

もちろん全てのケースに当てはまるわけではないですが、
相・連・報の順で行うことで、すれ違いも減り、コミュニケーションの頻度も上がってくると思います。

報連相+α

そして、もう一つ付け加えたいのが、

報連相+雑草

と雑草を足してみて下さい。

雑は雑談のザツ
草は想像のソウ です。

まず自分のトラブルになりそうなことや、将来懸念されることなどを想像します。
ここでトラブルの種をしっかり自分で想像しておくことが大切です。
常に先を想像しておくことで、選択肢も増え、対応力も上がってきます。

次に、上司や相談者の様子を見ながら、まず雑談から入ります。
そして、相談の手前で、「~そういえば」といった流れで状況を共有する。
課題になりそうなことを何気なく話します。

いきなり「相談」に行くより、余裕をもって情報を共有することで、
相談をする際も「ああ、あれか」と心の準備をもって聞くことができます。

この心の準備をもってもらうことは報連相をスムーズに進める上で、
とても重要だと思いますのでぜひご参考下さい。

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