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資格取得を学びに活かそう

目次

資格取得のマイルール

今回はすこし趣向を変えて、資格の取得について書いてみようと思います。
私は10年くらい前から、年に一つ資格を取る!と決めて
何かしら資格をとるようにしています。

簿記、中小企業診断士、キャリアカウンセラー、コーチング、アンガーマネジメント、
衛生管理者、points of you®、ビジネス実務やエコ検定・・・その他にも
いろいろ取得しましたが、皆さんはどんな資格をお持ちでしょうか。

まず仕事をするうえで必要な資格がありますよね。
例えばタクシーの運転手さんをするなら普通自動車二種免許が必須ですし、
お医者さんになるには医師免許がなければなりません。

会社としても50名を超える事業所では
衛生管理者資格をもった人が必要です。

一方、必ずしも必要ではない資格もあります。
例えば経理のお仕事は、簿記はもっていた方が良いかもしれませんが
必須ではありませんし、プログラマーの仕事もIT関連の資格が必須ということではないでしょう。
一般的には、資格よりも実務経験の方が重視されることが多いと思います。

私が行っているコンサルティングや企業向け研修も
何か特別な資格が必要というわけではありません。

ではなぜ、資格を取る必要があるのか。
仕事に関連する知識をつけるため、というのもありますが
他にもいろいろなメリットがあります。

資格取得に向けた学びの効能

まず、学びそのものの楽しさ

このように書くと「?」となる人もいるかもしれませんが
知らないことを知るのは単純に楽しいです(苦しいこともありますが)。
単純な暗記は辛いですが、問題が解けると
嬉しさがにじみ出てきます。

そして、タイムマネジメントの向上

資格の勉強は急ぎであることはあまりありません。
日々の仕事をしながら、急ぎでないことを日々続けるのは
そこそこ大変です。スキマ時間の活用や効率化のスキルが
上がることは間違いないです。

脳トレ

年を重ねるごとに単純な記憶力は下がり、
老眼も始まり、知らないことを覚えるのが大変になります。
インプット、アウトプットを繰り返すことで
脳トレにもなると思います。

褒められる

これはリップサービスもあると思いますが(笑)
毎年資格を取っていると言うと、褒めてくれる人が多いので嬉しくなります。
褒められるためにやっているわけではないですが、
この年になると、あまり褒めてくれる人もいないので、率直に嬉しいです。

他にも、資格を通じての出会いや参考書を見る眼、
勉強方法の発見など、細かいことを言うときりがありません。
他方、よく言われる

合格の喜びを味わえる

これはないことはないですが、実はたいしたことがないです。
一瞬です。
「何かを達成したときではなく、継続している過程で心が強くなる」
とは原田メソッドを開発した原田先生のお言葉ですが
まさにその通りだと思います。

意味づけも大切

また、効能とは違いますが、責任を果たすという意味でも
私にとって資格取得は大切です。

というのも、一応研修や大学の授業で受講者の皆さんに、
継続や努力の大切さを説いている以上、
自分が何かにチャレンジしていないことには説得力が生まれません。
資格がチャレンジかという是非はあるかもしれませんが、
継続して努力していることは間違いがないので、これも私にとっては
重要な意味付けになっています。

繰り返しにありますが資格取得は、取得以外にも効能があります。
(少なくとも私は)

もちろんビジネスに関わらず、趣味の資格も良いと思います。
リスキリングが流行ですが、いきなり全力で頑張っても疲れてしまいます。
身近なところ、興味あるところから学びをはじめてみましょう。
学びを見えるかたちにするために、資格はちょうどよいと思います。


ただ、一つだけ気を付けたほうがよいと思うのは
取得費用の他に、維持費用が必要な資格です。
もちろんちゃんとペイしていたり、業務上必須の資格だったりするならいいですが、
そうでない場合は、ちょっと考えた方がよいかもしれません。


取得すると手放すのが惜しいので、つい使わないのに継続してしまいます。
これが何年も積み重なると・・・思わぬ金額になります。
ご本人がそれでいいならいいですが、
勉強を始める前に、きちんと確認された方がよいと思います。


では、学びは始めるまでは少しハードルがありますが、
メリットはたくさんあります。
どうしても腰が重い方は、まず試験の申し込みをして、やらざるを得ない状況にするのも効果的です。

では、資格をうまく活用して
がんばってみましょう!

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