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就職活動について①

目次

就活支援について

このブログをご覧になっている方の多くは、
一度は就職活動をしたことがあるはず。

今回は就職活動、略して「就活」について書いてみます。
就活といっても、新卒の就活と中途採用の就活(転職活動ですね)
がありますが、今回は前者です。

私は大学でキャリアデザインの授業を担当しており、
特に大学3年生には就活支援をテーマに授業をしています。

社会に出ていない学生に
自己分析だ、企業理解だ、自己PRだ、といっても分かるわけがない、
という意見もありますが、就活現場においては
「そもそも論を言ってもはじまらない、今のルールでどうしていくかを教えよう」
という気持ちで授業をしています。

3年生の最初の段階だと
就活に前向きでしっかり準備して、前のめりでのぞむ学生は
多くありません。むしろ少数派です。

私ができることとしては、
乗り遅れないようにしっかり情報提供し、
考えるきっかけを与えること、
プラスαとして社会人としての姿勢や体験談
なども伝えています。

就活テクニックだけ教えてもつまらないので、
仕事って大変だけど、それなりに楽しいよ
ということと、
学生時代は好きなことをやっていいけど、自分にとって頑張ったなという
自信につながることをやっておいた方がいいよ、

という二つは折に触れて伝えるようにしています。

学生にキャリアデザインは必要か

どれだけ企業研究をしても、本当のところは分からないですし、
仕事もやってみないと分からない部分がたくさんあります。

「会社に入ってみないと分からない」というのは
ある意味その通りでしょう。

しかし、自分がいろいろ調べ、考え、迷いながらも納得して入るのと
何となく入るのでは、入社後の仕事や会社への向き合い方が変わってきます。

学生の時期にしっかり就職や仕事について考えることは
私は社会に出てからも役立つと思います。

青い鳥症候群になってはいけませんが、
自分のやりたいことは何か? 将来を見据えた時に何をすればいいか?
といった努力や行動の方向性を誤らないようにするために
「キャリアを考える」力はとても必要だと思うのです。

見通しがつきづらい現代、先の保証はありません。
大きい会社に入ったから一生安泰ということもありません。
理想と現実のギャップに苦しむことや、
人間関係に悩むこともあるでしょう。

しかし、社会人は基本的には自分で道を切り開く必要があります。

大きな方向性を定め、節目節目で調整をしていく、そして自分の力では
何ともならないことも、まず受け入れ、周囲の力を借り、できることをしていく、
このあたりを授業を通じて少しでも体感してもらえたらなと思っています。

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